黔西南プイ族ミャオ族自治州 (Qianxinan Buyei and Miao Autonomous Prefecture)
もともとチワン族と関係の深いタイ語系のプイ族住居地帯で、明代には安順軍民府の普安衛、安南衛などが設置される土司(少数民族封建領主)支配地であったが、清の乾隆帝時代に天災や戦乱などで現・黔東南苗族侗族自治州一帯に住むミャオ族が移住してきた. 清代には貴州省興義府などが設置されて直接統治地域となり、民国時代から新中国初期には自治州は設置されていなかったが、1956年黔南布依族苗族自治州に属し、1982年5月1日に現自治州が成立した. 中国の少数民族自治州としては最も新しい.